東京都練馬区の子育て環境 ~住みやすさのポイントと支援策~

住宅購入を検討するにあたり、子育てのしやすさを考慮してエリア選びをしたいという方も多いのではないでしょうか。東京都の中でも練馬区は、自然豊かな環境と都心へアクセスのしやすさのバランスがよく、また充実した子育て支援策もあり、子育て世代に非常に人気のエリアです。
本コラムでは、練馬区の住みやすさのポイントとして、家族に優しい街づくりや子育て支援策の具体例を詳しく紹介します。

目次

  1. 充実した公園と自然環境
  2. 教育施設の充実
    <参考>保育園一覧
  3. 子育て支援サービス
    3-1. 出産/子育て応援ギフト
    3-2. 第3子誕生祝金
    3-3. 子ども医療費助成制度
  4. まとめ

1. 充実した公園と自然環境

練馬区は緑が豊富で、多くの公園や緑地があります。代表的な公園としては「光が丘公園」や「石神井公園」があり、子供たちが自然の中でのびのびと遊べる環境が整っています。
23区の中でも、自然環境と利便性の両立がかなう環境と言ってもよいと思います。

2. 教育施設の充実

保育園や幼稚園、小学校、中学校が多くあり、教育環境が整っています。
特に保育園に関しては、全国初となる区独自の幼保一元化施設である「練馬こども園」の創設、 認可保育所等の新設等に取り組むことで4年連続待機児童ゼロを達成しており、共働き世代にもうれしいですよね。

<参考>保育園一覧

3. 子育て支援サービス

練馬区は東京都のほかの区と比較して子育て支援サービスが充実しています。ここではいくつかその例を紹介します。

3-1. 出産/子育て応援ギフト

練馬区に住民登録がある方を対象に、出産応援ギフト(妊婦1人あたり5万円相当)、子育て応援ギフト(児童1人あたり10万円相当)の給付があります。
専用のウェブカタログに掲載された育児用品や家電製品、子育て関連サービス等の中から、給付額(ポイント)の範囲内でご希望の商品をお申込みいただけます。
また、妊娠・育児応援品(育児パッケージ)として、妊婦面談の際に、1万円相当の赤ちゃんファーストギフトカードも配付されています。

3-2. 第3子誕生祝金

第3子以降のお子さんの出生日の1年以上前から練馬区内に住民登録をしており、これからも1年以上住み続ける意思がある方に、児童1人につき10万円が支給されます。
申請期限はお子さんの出生日から1年となるため、忘れないように申請しましょう。

3-3. 子ども医療費助成制度

東京都23特別区では、親の所得に関係なく、高校生までの子どもは、入院も通院も無償で医療を受けられる助成制度があります。
また、医療機関に支払う医療費の自己負担額が一定の金額(1ヶ月で約80,100円)を超えたときは、高額療養費として健康保険から支給される制度もあります。健康保険によっては、家族療養費附加金が支給される場合もあり、かなり手厚い補助が受けられます。

まとめ

この記事では東京都練馬区の子育て環境について記載しました。
教育施設や支援金・ギフトをはじめ、23区内ではかなり手厚く支援をしていると感じました。
また、自然環境と利便性の両立という点でも、これまで都市部に住んでいた人にも住みやすい環境と言えるのではないかと思います。

この記事を書いた人

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